私は大学時代にもっと勉強しておけばよかったと感じることが多く、要領が悪かったことを後悔しています。大学教育というのは自分で学びたいものを見つけていかなければならず、あれもこれもと手を出していると4年では全然足りません。そこで大学教育を満足いくまで受けるには、情報収集が必要になります。例えば私の卒業した大学では、新入生用に「おすすめ講義の情報誌」が毎年出回りました。大学近くの本屋や構内で、数百円で買うことができます。これには全学部のどの講義が面白いのか、どの教授が人気か、などといった学生の声が詰まっており、新入生にはたいへん貴重な情報になります。また、どの講義が出欠が甘いか、どの単位が取りやすいかなどの情報も豊富でした。これを知っておくと効率よく単位を集めつつ、自分の学びたいことをチョイスすることが可能です。先輩と仲良くなったり、クラスに人脈を作ったりと、自分なりの情報網を作り上げることも意義のある経験になります。